技術力

TECHNOLOGY

We aim to be a sustainable global company that pioneers the future of motorization.

TECHNOLOGY

モータリゼーションの未来を拓く

GMBグループは、たゆまぬ技術革新によって社会の変化に対応するだけでなく、豊かな未来社会の構築を目指して、新たな価値の創造に挑戦し続ける企業でありたいと考えます。

DEVOLOPMENT OF PRECISION

FORGING

精密鍛造工法の開発

自動車用等速ジョイントの部品であるクロスジョイントなど軸付き部品の鍛造には、上下対称に分割された金型による閉塞鍛造が開発され、それ以前のバリ出し鍛造に比べ切削工数の削減と歩留まり向上により、飛躍的にコスト低減が可能となりました。
さらに、既存のメカプレスを使用できる閉塞ダイセットの開発により生産性も向上し、国内外に普及しております。
しかし、現在閉塞鍛造にて量産されている多くのクロスジョイントは、上下対称に分割された金型により成形されているため、分割面に微小ですがバリの発生が避けられません。また、成形時に金型軸部の弾性変形が不均一になり、軸の真円度が悪くなってしまいます。
そのため鍛造後に切削加工が必要となっているのが現状です。

開発では、クロスジョイントの軸部にバリを発生させず、なおかつ成形時に発生する金型の弾性変形を制御することで真円度を向上させ、軸部を切削レス化し、さらなる部品のコスト低減を図っております。

    STRUCTURE

    金型構造は油圧式両側閉塞ダイセットを使用して、4分割ダイスを側方軸方向に可動できる状態で上型に配置し、閉塞用カムと引き戻し用カムを下側に配置した型構造となっております。

    型構造

    CHARACTERISTICS

  • 01

    精度が必要とされる軸部にバリが発生しません

  • 02

    軸部の真円度精度を向上させることが可能です

  • 03

    金型の変形量を閉塞荷重で調整できるので、
    金型を修正して調整する作業が不要となります

  • 開発工法の特徴